ジャンボリーQ&A

スカウト創始100周年を祝う世界ジャンボリーが、ロンドンで開催され(2007/7/28〜8/8)、西宮第3団からも、写真の6名が派遣されます。

現地の情報は以下のリンクから

ジャンボリー公式ホームページ(英語)

日本派遣団ホームページ

29隊ブログ (長谷川・宮本兄弟・堀井が所属)

30隊ブログ (松久・楠本が所属)

せっかくですから、ジャンボリーについてもっと2知ってもらうために、Q&Aの形で解説をしてみましょう。

派遣者
堀井君、松久君、宮本康司君
宮本隆志君、長谷川君、楠本君
Q 1 世界ジャンボリーってなに?

4年に1度開かれるボーイスカウトの世界大会です。 といっても、ワールドカップのように何かを競いあうのではなく、世界各国のボーイスカウトが集まって交流を深めるのを目的としています。 今年(2007年)はボーイスカウトができてから、ちょうど100年になるので、ボーイスカウト発祥の地イギリスで第21回世界ジャンボリーが開催されます。

Q 2 どんな国のボーイスカウトが集まるの?

2007年現在、WOSM (World Organization of the Scout Movement:世界スカウト機構)加盟のボーイスカウトの数は、全世界で2,800万人、155の国と地域で活動しています。 その中から選ばれた約4万人のスカウトが今回の世界ジャンボリーに参加します。

Q 3 世界ジャンボリーには誰でもいけるの?

いいえ。

スカウトとして参加できるのは、ボーイスカウトとベンチャースカウトで、さらに、年齢制限や進級状況、登録年数などの条件があります。

1. 年齢制限が、1989年7月28日から1993年7月28日までに生まれた人(学年でいうと、現在、高3の7月28日以降に生まれた人から、中3の7月28日までに生まれた人) ⇒ ジャンボリーのはずれ年というのがあって、どんなに活躍していてもいけない人もいます。

2. 進級状況が、ボーイスカウトは1級以上、ベンチャースカウトはベンチャー章以上を取得している人 ⇒ 日頃から進級に取り組んでおくことが大切ですね!

3. 登録年数は、2005年度から継続して登録している人 ⇒ 応募する年に入った子はダメというだけで、このハードルはそんなに高くないかも!

4. 健康で体力があり、派遣団員としても行動が取れる人 ⇒ 普通に活動していたら、これはらくらくクリア!?

3団の場合は、上記に当てはまっていても、団面接、地区面接、県面接と3回の面接がありました(英語での面接もあったらしい)。

Q 4 派遣が決まれば、タダでいけるの?

いいえ。

今回の参加費用は1人45万円!(行先によって金額は違います。あくまでも今回の費用です。) 3週間もイギリスにいて、ジャンボリーに参加できるだけではなく、ブラウン・シー島を訪れたり、2泊3日のホームステイもできるので、決して高くはない? 確かに、事前訓練の費用も、ダッフルバッグやウィンドブレーカーの費用も含まれていましが…。

ちなみにこの新ダッフルバッグ(写真の黒いバッグ)、タイヤがついたのはいいけれど、バッグの重さが約5キロと重い! 荷物の重量制限があるので辛いものがありました。

ダッフルバッグ
Q 5 ジャンボリーで何をするの?

世界のスカウトと交流を深めます。 具体的には、みんなが集まってのセレモニーと、班ごとに参加できるプログラムがあり、キャンプをしながらそれらに参加します。

Q 6 今までに3団から何人ぐらい、ジャンボリーに参加しているの?
  • 第10回世界ジャンボリー(昭和34年・マニラ) 1名 (山田団委員長です)
  • 第11回世界ジャンボリー(昭和38年・アテネ) 2名
  • 第12回世界ジャンボリー(昭和42年・アイダホ) 1名 (奥田実育成会会長です)
  • 第13回世界ジャンボリー(昭和46年・朝霧高原) 13名
  • 第14回世界ジャンボリー(昭和50年・ノルウェー) 1名
  • 第16回世界ジャンボリー(昭和62年・オーストラリア) 1名
  • 第17回世界ジャンボリー(平成3年・韓国) 6名 (CS3隊山本隊長含む)
  • 第18回世界ジャンボリー(平成7年・オランダ) 4名
  • 第20回世界ジャンボリー(平成14年・タイ) 6名
    (BS1隊中野副長・志水副長、BS2隊大垣副長、CS3隊松久副長・村田副長、BVS1隊水口副長)

今回の6名をあわせて、計41名です。 ジャンボリー以外でも、地区の北米派遣や、アメリカの活動に参加するフィルモント派遣などにも参加しています。

Q 7 次のジャンボリーはいつ、どこで?

2011年にスウェーデンで開催されます。

Q 8 日本ではもう開催されないの?

2015年第23回世界ジャンボリーの日本招致運動が展開されています。 開催予定地は山口県山口市きらら浜。 2008年7月に韓国で開催される第38回世界スカウト会議で、世界スカウト会議出席の各国連盟による投票で決定されるそうです。

この大会のテーマは「和」。 Harmony そしてPeaceの意味を持ち、この大会が、伝統と技術の調和する日本で、世界中の平和と調和をめざして開催されることを意味します。 また、スカウトだけでなく、すべての青少年がいっしょになって、明日の世界を切り開いていくことを願ってつけられたテーマです。 日連ホームページ